陸のミルクと海のミルクの融合! マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー

マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー
マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー

牡蠣の潮の香りとセロリの爽やかな香りの豊潤さと、ミルキーで優しい味わいのパスタ入りのスープです。

パスタの量はお好み次第です。

ガッツリと食べたい人は沢山入れると、ボリュームと満足感が上がりますね。



クラムチャウダーはアメリカ生まれ

 

チャウダーって見た目がヨーロッパ料理な感じがしますが、アメリカ生まれの家庭料理(アメリカやカナダの沿岸地域を中心に発展した料理)です。

野菜、魚介類、乳製品をたっぷりと使った具だくさんでとろみのある口当たりが特徴で、スープとシチューの中間的な存在です。

 ちなみに牡蠣を使ったチャウダーはクラムチャウダーとは呼びません。

クラム(clam)とは二枚貝の総称となっていますが、特に欧米ではハマグリやアサリといったマルスダレガイ科(Veneridae)を指すのが定着しています。

では牡蠣を使ったチャウダーをどう呼ぶのかというと、オイスターチャウダー(oyster chowder)と表現します。
あと、アメリカ南部ではオイスターシチュー(oyster stew)という言い方もよく使われるそうです。


ニューイングランド風クラムチャウダー 


ニューイングランド風クラムチャウダー
ニューイングランド風クラムチャウダー

寒い海辺の街で生まれ、19世紀から漁師や家庭の食卓で親しまれてきた料理です。

牛乳や生クリームをベースとしたトロリとした白い色合いのある、素朴ながらも濃厚な味わいのあるクリーム系のスープです。

ニューイングランドは、アメリカ合衆国北東部の6州(北から南へメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)を合わせた地方。

中心都市はボストン。

 

マンハッタン風クラムチャウダー

 
マンハッタン風クラムチャウダー
マンハッタン風クラムチャウダー

20世紀初頭に生まれ、イタリア系やポルトガル系移民の影響を受けてトマトが使われるようになったと言われています。

トマトとコンソメをベースとしたサラリとした赤い色合いのスープで、野菜の旨味が楽しめるトマト系のスープです。

マンハッタンは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の地区名で、ハドソン川河口部の中州であるマンハッタン島 あるいはマンハッタン島が大部分を占めるマンハッタン区。

 

ホンビノスガイ

 
ホンビノスガイ
ホンビノスガイ

日本ではアサリを使うのが一般的ですが、アメリカではホンビノスガイを使うのが一般的でなのだそうです。

身はアサリと比べて格段に大きく、加熱すると硬くなるのですが、コシコシと噛んでいるとジューシーな旨味が口の中に広がってきます。

ホンビノスガイ(Hard clam / Northern quahog)は、日本にはもともと生息していなかったそうですが、1998年に千葉市ではじめて発見されたそうです。

原産地である北米大西洋岸(カナダ〜米国東海岸)から船舶の船体に付着したかバラスト水の中に混ざって運ばれ千葉周辺の港で放出されたのではないかと考えられています。

ホンビノスガイは繁殖力が強く汚染や低酸素にも抵抗力があったことから都市湾(東京湾、千葉県船橋市、千葉県市川市、大阪湾)であっても、どんどん増えていったそうで漁に出ればこの貝がガンガン捕れるようになったそうです。

でも外来種なだけに売り物にはできないしで当初は困っていたそうですが、逆転の発想で『大アサリ』だとか『白ハマグリ』という名前で呼んで売っていこうと思いついたそうです。

白ハマグリ(ホンビノスガイ)の網焼き
白ハマグリ(ホンビノスガイ)の網焼き

現在では『三番瀬産ホンビノス貝』としてブランド化され、千葉の名物(焼きホンビノスガイ等)ともなっているそうですね。



🍴 マカロニ入り牡蠣のイタリア風チャウダー

材料(2人分)

  • 牡蠣・・・スープ用10個
  • 牡蠣・・・ソテー用10個
  • 牛乳・・・140ml
  • エシャロット・・・1個
  • ニンニク・・・2片
  • タイム(粉末)・・・一振り
  • セロリ・・・20グラム
  • 塩・・・少々
  • 薄力粉・・・少量
  • EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・適量
  • ブイヨンスープ・・・30ml
  • マカロニ・・・100グラム

🔄 代用食品のアイデア

・エシャロットの代用:玉ねぎ
・セロリの代用:長ネギの白い部分
・ブイヨンスープの代用:コンソメスープ

・タイムの代用:オレガノ、マジョラム
・EX・ヴァージン・オリーブオイルの代用:家にある油

🌿 食材の旬

・牡蠣:12~4月(真牡蠣)、6~8月(岩牡蠣)
・エシャロット:7~10月
・ニンニク:6~8月
・タイム:4~10月(暖地)、7~10月(寒冷地)
・セロリ:通年(ハウス栽培の静岡産)、5~10月(長野産)、ミニセロリ(通年)、6月~10月(芹菜)、ホワイトセロリ(通年)

作り方

1.ニンニクは予め茹でておきます。

2.鍋にオリーブオイルを引いて熱し、エシャロットの薄切り、ニンニク、タイム(粉末)を入れて弱火で炒めます。

3.そこにスープ用の牡蠣を入れ、塩を軽く振り掛けながらソテーします。

4.セロリのみじん切りを加えて軽く炒め、牛乳を注ぎ入れます。

5.沸騰してきたら、ブイヨンスープを加えます。

6.それら鍋にあるもの全てをミキサーにかけて粉々にします。

7.粉々になった液体をこし器でこして、滑らかなスープにします。

8.マカロニを茹で始めます。

9.ソテー用の牡蠣に軽く塩をして、薄力粉をはたき、オリーブオイルを引いて熱したフライパンでソテーします。

10.茹で上がったマカロニは、すぐにスープに入れて、温めます。

7.スープを器に盛って、ソテーした牡蠣をのせて出来上がりです。

💡 ポイント:お好みで仕上げにみじん切りにしたイタリアンパセリをソテーした牡蠣の上からパラパラと散らすとより香り高くなりイタリア料理感が増すと思います。
この料理をスープ料理ではなくメインディッシュとしてガッツリと腹いっぱいに食べたい方はマカロニの量を増やす方法もありますが、マカロニよりも巨大なリガトーニやパッケリを使うと噛んだ時のパスタの肉厚な食感が存分に味わえてより満足度が高まると思います。
アレンジ的な感じにはなってきますが詰め物パスタのラビオリ(詰めるのは牡蠣と相性の良いほうれん草やリコッタチーズを使ったものが一番に頭の中に思い浮かびました!)を入れても良さそうです。


人気ブログランキング
人気ブログランキング

コメント