繊細で上品な味のあるカサゴをイタリア料理に! カサゴのアクアパッツァ風

カサゴのアクアパッツァ風
カサゴのアクアパッツァ風

カサゴと貝、特に牡蠣のコクのある旨味で美味しいソースが出来上がりました。

カサゴも牡蠣もどちらも旨味のある具材ですよね!

あとドライトマトを使うことによって、甘味と酸味をプラスして味に複雑さも出しています。

食べて余ったソースは煮詰めてバターを加えてパスタソースにすると、これも最高だと思います!

 
 

アクアパッツァ

 

アクアパッツァは、イタリア南部ナポリ地方発祥の魚介の煮込み料理で、漁師が売れ残った魚を使って船上で作った『漁師料理』が始まりとなっています。

アクアパッツァ
アクアパッツァ

『アクアパッツァ』を日本語に直訳すると『奇妙な水』、『風変わりな水』、『暴れる水』、『狂った水』といった意味になります。

この言葉に共通する言葉は『水』で、ブロード(出汁)等を用いず水のみを使うという意味合いがあります。

また、アクアパッツァとは、昔トスカーナ地方の小作人がワインを寄生地主に納めた後に残ったブドウの茎、種、実の絞りかすを水と混ぜて火にかけ発酵させて作った粗悪なワインという意味もあります。

この粗悪なワインを使ってこの料理を作っていたので『アクアパッツァ』という名前が付いたという説もあります。

 

カサゴ

 
カサゴは、スズキ目フサカサゴ科(またはメバル科)に属する魚類に分類します。

北海道南部〜九州、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピンなど西太平洋の暖海域に分布しており、浅場の岩礁域や藻場、水深30m以内を中心として生息しています。

夜行性の肉食魚で、昼間は岩陰に潜み、夜になるとゴカイ、甲殻類、小魚などを捕食します。

繁殖方法は、秋に交尾して冬に出産体内で仔魚を育ててから産む(卵胎生)ことがあります。

カサゴ
カサゴ

カサゴのことを私が住んでいる地域ではホゴ(関西地方では『がしら』、『がし』、中国地方では『ぼっか』、『ぼっこう』、『あかめばる』、『あかちん』、四国地方では『ががね』、『ほご』、九州地方では『ががら』、『ほご』、『あらかぶ』、『がらかぶ』、『がぶ』等といろいろな名前で呼ばれていて、それだけポピュラーな魚でもあります。)と呼んでいます。

近くのスーパーに行くと魚コーナーには殆ど年中のように並んでいます。

基本的に私は醤油ベースの和食の煮付けにして食べることが多いのですが、身を食べ終わった後に骨を集めます。

その骨を、お椀に入れて熱湯をかけて骨湯として飲むんですね。

ホゴの骨からは、風味の良いとても美味しい出汁が出てきて最高のスープが出来上がります

機会がありましたら試してみてください!

ちなみにカサゴを漢字にすると『笠子』、『瘡魚』と書きます。

それぞれ意味があって、『笠子』は頭部が大きく笠をかぶっているように見えることからだそうで、『瘡魚』は皮膚がただれたように見えることからこの漢字になったという説があります。



🍴 カサゴのアクアパッツァ風

材料(2人分)

  • カサゴ・・・1尾
  • EX・ヴァージン・オリーブオイル・・・大さじ3杯
  • ニンニク・・・1片
  • 赤唐辛子・・・2本
  • アサリ・・・10個
  • 牡蠣・・・10個
  • 白ワイン・・・100ml
  • ブラックオリーブ・・・10個
  • ケイパー・・・大さじ1杯
  • ドライトマト・・・8個
  • イタリアンパセリ・・・適量
  • 塩・・・適量
  • 胡椒・・・適量

🔄 代用食品のアイデア

・カサゴの代用:イトヨリダイ、真鯛、金目鯛、イサキ、サーモン、スズキ、メバル
・牡蠣の代用:ムール貝、ハマグリ、マテガイ、ホンビノスガイ、帆立貝
・ブラックオリーブの代用:グリーンオリーブ
・イタリアンパセリの代用:バジル、セロリの葉、カーリーパセリ
・ドライトマトの代用:生のトマト
・ケイパーの代用:キュウリ等のピクルス
・EX・ヴァージン・オリーブオイルの代用:家庭にある油

🌿 食材の旬

・カサゴ:12月~4月
・ニンニク:6~8月
・唐辛子(辛味種):7~11月
・アサリ:3月~5月、9月~10月
・牡蠣:12~4月(真牡蠣)、6~8月(岩牡蠣)
・イタリアンパセリ:3~5月、9月~11月

作り方

1.カサゴの背の両面に包丁で切れ目を入れ、腹の内側と外に塩こしょうを振りかけます。

2.フライパンにEX・ヴァージン・オリーブオイルを引いて熱し、カサゴを入れて焼きます。

3.潰したニンニクと種を抜いた赤唐辛子を加えてさらに焼きます。

4.スプーンでフライパンの中のオイルをすくい、カサゴにかけながら両面に焼き色が付くまで焼き上げます。

5.アサリと牡蠣を入れて白ワインを注ぎます。

6.ケイパー、ブラックオリーブ、乾燥トマト、みじん切りにしたイタリアンパセリを加え、塩こしょうをして蓋をして蒸し煮にします。

7.アサリの殻が開いた所で蓋を取り、スプーンでスープをカサゴにかけ回しながら煮詰めていきます。

8.カサゴを取り出して器に盛ります。

9.スープはさらに煮詰め、仕上げのEX・ヴァージン・オリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせてから貝等を器に盛り、みじん切りにしたイタリアンパセリを散らして出来上がりです。

💡 ポイント:魚は煮過ぎると身が固くなってしまいますので、火を通しすぎないように注意をしてください。
アクアパッツアのスープは色々な食材のエキスが交わっていてとても美味しいので、バゲットを添えてスープまで頂くのがオススメです。



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