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| 大根と鶏手羽先の煮込み |
淡泊な大根が、鶏手羽先の濃厚なコクと旨味を吸い込んで、とても深味のある味わい仕上がっています。
和食では、大根と鰤を合わせた煮物が定番ですが、大根と鶏肉との相性も良いですね。
この料理と、大根と鰤を合わせた煮物との違いは、香りをより強く出しているところですね。
八角を使い、甘く華やかな香りで大根と鶏肉のそれぞれの味わいの個性を一つにまとめ上げていると思います。
八角
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| 八角 |
八角は中国原産の『トウシキミ(マツブサ科シキミ属)』という木の果実を乾燥させたもので、中国南東部(広東省、福建省等)からベトナム北東部(ハザン省、クアンニン省等)原産(古くから栽培されていたために明確には分かっていないそうです)とされていて、中国の福建省や雲南省、フィリピン、インドシナ半島、インド南部などで栽培される常緑性高木の一種です。
そのトウシキミの果実は、8つの角を持ち全体の姿が星形をしていることから『八角(ハッカク)』と呼ばれるようになりました。
また、その風味がスパイスの『アニス (セリ科) 』ともよく似ているため『スターアニス(star anise)』とも呼ばれています。
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| アニスシード |
その特有の独特な香りは肉の臭み消しにも使われ、特に肉類や魚介類を使う中華料理によく用いられています。
また甘い香りがするため、杏仁豆腐等のデザートに用いられることもあります。
ちなみに私が中国の街中を歩いていて、いくつかの料理店の前を通ると、この八角の香りがいつもプーンと漂っていたのを覚えています。
それだけ中華料理において八角は重要なスパイスなんだなと思いました。
大根
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| 大根 |
大根の原産地は一説によると地中海沿岸(野生種が見つかって無いので確定では無いそうです)と言われていて、栽培種は中央アジアが起源地の一つではないかと推測されています。
日本には中国経由(中国人によって栽培野菜化)で弥生時代には伝わっていたそうです。
一般的に食べられるようになったのは江戸時代に入ってからだそうです。
現在においても日本料理や和食には欠かせない重要な野菜の一つとなっていますよね。
ちなみに日本での大根の呼び名は、その大きな根の特徴から古くは『おほね(大根)』と呼ばれ、いつしか音読みされるようになって『ダイコン』と変化していったそうです。
🍴大根と鶏手羽先の煮込み
材料(2人分)
- 大根・・・1/4本
- 手羽先・・・4本
- 醤油(鶏手羽先下味用)・・・大さじ0.5杯
- 片栗粉(鶏手羽先下味用)・・・大さじ0.5杯
- 揚げ油・・・適量
- 八角・・・1個
- 鶏ガラスープ・・・250ml
- 中国醤油・・・大さじ1.5杯
- オイスターソース・・・大さじ1.5杯
- 塩・・・少量
- 胡椒・・・少量
- 水溶き片栗粉・・・大さじ2杯
🔄 代用食品のアイデア
・八角の代用:五香粉・中国醤油の代用:日本の濃口醤油
🌿 食材の旬
・青首大根・・・11~2月作り方
1.イチョウ切りにした大根を茹でます。2.手羽先は関節の部分を切り落としてボウルに入れ、中国醤油と片栗粉を加えて、まんべんなく絡めます。
3.中華鍋に油をタップリと入れて低温で熱し、鶏手羽先をを入れてキツネ色になるまで揚げ、油を切ります。
4.中華鍋に油をひいて熱し、茹でた大根を入れて軽く炒め、八角と手羽先、鶏ガラスープ加えて煮ます。
5.アクを取り除きながら煮立て、中国醤油、オイスターソース、塩、胡椒、を加えて混ぜ合わせ、30分程度煮込みます。
6.大根と鶏手羽先が十分に柔らかくなったら、水溶き片栗粉を回し入れてトロミを付けて出来上がりです。
💡 ポイント:肉大根は下茹でをして余分な辛味を抜くと、鶏肉のコクを吸い込み安くなります。
手羽先は皮目の部分を焼き上げると香ばしさが出て脂がよく出ます。
その香ばしさと脂が煮汁に溶け込んで自然なトロミと深味とコクを与えてくれます。
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